介護事業立ち上げガイド

自宅で利用することができる介護保険のサービス

介護保険の利用者は、今まで医療保険で行われてきた
医療サービスや福祉サービスを受けることができますが、
同じサービスを介護保険と医療保険の両方から受けることは一般的にできません。
また、メガネや金歯が医療保険で適用されないように、
適用できるサービスと適用できないサービスが介護保険においてもあります。

自宅で利用することができる介護保険のサービス

(1) 訪問系サービス

 

訪問系サービスは、自宅を訪ね、サービスを提供するものです。
ホームヘルパーや訪問看護師、リハビリをする理学療法士(PT)や作業療法士(OT)、
自宅に浴槽を持ち込む入浴サービス、ベッドや車いす、歩行器や杖などの福祉機器等のレンタルサービス等があります。

 

他にも、医師や歯科医師、薬剤師、栄養管理士、歯科衛生士、看護師による
在宅生活指導(居宅療養管理)があります。

 

このような訪問系サービスは、
介護保険証に記載されている「支給限度基準額」の枠外の利用となり、
1割負担で利用することが可能です。

 

(2) 通所系サービス

 

通所系サービスは、自宅から昼間送迎つきででかけることによって
受けられるサービスです。
福祉施設で機能訓練などをうける「デイサービス」と、
医療機関でリハビリなどをうける「デイケア」があります。

 

デイサービスもデイケアも、
送迎、食事、入浴、機能訓練を選んで付けることができますし、
認知症高齢者専用のサービスもあります。

 

(3) 短期入所

 

その人の認定有効期間の合計半分まで利用することができます。
枠内で必要なときに、必要な期間入所し、
介護や医療、リハビリなどを受けることができます。

 

一回につき、一泊2日から30日まで利用することができますが、
その人の介護度によって毎月の介護給付額の上限が定められています。

 

利用者が短期入所している間に、
家族は旅行をしたり自由な時間を過ごすことができますし、
介護が必要な人も、自宅からはなれ、集中的に機能訓練を受けることができたり、
他の利用者や施設のスタッフと交流することができます。

 

ただし2006年から家賃と食事代が全額自費となっています。

 

(4) その他

 

このような(1)〜(4)の種類を利用者の状況に合わせて組み合わせるのが「ケアプラン」です。
(1)〜(3)は、介護度別の給付上限枠でカウントされるサービスになります。