介護事業立ち上げガイド

訪問理美容サービス

訪問理美容サービスとは、自宅で寝たきりの人や体が不自由な人に対して、
理容師や美容師が自宅に赴き、その人の家でパーマをかけたり、
かみの毛のカットやセットをするサービスです。

 

理美容学校の中閑は、理美容師の養成期間中に
同時に介護福祉士の資格をとらせ、施設や自宅を訪問し、
理美容を行うところもあります。

 

NPO日本福祉ネットワーク協会では、
訪問理美容の美容師の研修を行い、施設や自宅への訪問理美容を展開しています。

 

NPO日本福祉ネットワーク協会では、まずオペレーターが予約を受け、
価格を公開し、自宅訪問の場合は事前の体調伺いをしています。

 

また、訪問理美容専門カーなども活用し、
言ってみれば「動く美容室」を提供しています。
これからニーズの高まることが予測される「高齢社会のニュービジネス」といえます。

 

車いすの人や、洗髪の際に仰向けに寝られない人などにも対応できる
高齢者に優しい理美容室作りも求められています。

訪問理美容サービスの事業化のポイント

訪問理美容サービスを事業化するのであれば、
これからの時代は、高齢者はからだが不自由になっても、
旅行やおしゃれを楽しむことができる時代であることを意識する必要があります。

 

高齢者のおしゃれは、単なる理美容だけでなく、
全身のリラクゼーションや健康作りに広がっています。
日本全身美容協会の調べによると、
エステティックサロンの利用者の9%は50歳以上なのだそうです。

 

訪問理美容サービスをビジネスとして成立させるためには、
店舗が不要というメリットはありますが、
顧客の開拓によって知名度を上げ、リピーターを獲得することが必要です。

 

オペレーターが予約を受け、体調を事前に聞き、
到着時間をお知らせして訪問サービスを行うなど、
情報の提供や管理体制が必要です。

 

また、高齢者に対し理美容のサービスを提供するときには、
自宅で行う場合も、理美容室で行う場合も、
ゆったりできることや、本人の希望に沿う、気分が楽しく心が楽しくなるなど
技術だけでなく、心の交流も必要になってきます。

 

外出などと合わせてサービス利用を計画する事も重要ですね。

 

お化粧の効果は、認知症の高齢者の方にとても効果があると実証されています。
いくつになってもきれいでいたいという女性心に沿うサービスの提供が望まれます。