介護事業立ち上げガイド

介護事業は21世紀の巨大市場

介護サービス事業は、大きく2つに分かれます。

 

(1) 介護保険が適用されるサービス

 

在宅11種類、地域密着型サービス8種類、施設3種類。

 

介護保険が適用される介護サービスの市場規模は、
介護保険では2009年で7兆4億円を突破、
団塊の世代が高齢者の仲間入りをする2015年には12兆円、
2025年には20兆円の将来推計となっています。

 

費用に対する収入の割合では、訪問介護が1%程度の黒字、
通所介護や通所リハビリ、短期入所生活介護、グループホームも黒字です。
施設も3種類共に黒字です。
しかし、大幅な黒字ではありません。
居宅介護支援事業では11年間赤字になっています。
ですが、2012年4月は、実質のマイナス単価切り下げが行われています。

 

介護保険の単価は3年ごとに見直しがされる公定価格で、
経営実態を厚生労働省が調査し、価格を変更します。
2003年に次ぎ、2006年も減額となり、経営は圧迫しています。
特に、2006年以降は介護職の離職も続き、事業継続が厳しくなり、
2009年は3%アップしましたが、
アップの方式が「サービス事業所が人員等の基準を挙げれば、
その時点からその事業所だけがアップする加算方式」による改定でした。

 

2012年は、処遇改善交付金(国税財源)が介護保険給付に変わったので、
居宅はマイナス改定、施設もマイナス改定です。

 

(2) 介護保険が適用されないサービス

 

このように、介護サ−ビス事業は、大きく分けると2つあります。
今現在のところ、ビジネスとして成り立っていない部分も多いのですが、
介護保険適用ビジネスは、利用者が10年で100万人も増え、
25年では2倍になると予測されるビッグマーケットです。
これからの利用者数は増加していくことは確実ですから、
介護ビジネスが、21世紀の巨大市場となっていくことは確かなはずです。